私は簿記3級のネット試験に独学で挑み、
ギリギリの点数ではありましたが、何とか合格することができました。
その簿記3級ネット試験の
「申し込み方法」と「試験当日の流れ」についてまとめましたので、
何か1つでも参考になればなと思います。
申し込み方法
①申し込み用のアカウントを作成する
簿記3級のネット試験に申し込むには、
まず専用アカウントの作成をしなくてはいけません。
株式会社CBT-Solutionsという企業のサイトから
アカウントを作成することができます。
↓こちらの「マイページアカウントID新規作成」から行えます。
https://cbt-s.com/examinee/examination/jcci.html
ここからメールアドレスの登録をして、
返信されたメールのログインURLからアクセスをすれば
アカウントの作成をすることができます。
「ログインID」と「パスワード」の設定をして
アカウントの作成は完了です。
②試験会場と日時を選択する
アカウントを作成すると
受検者用のマイページにログインできるようになります。
そこから試験会場と日時を選択します。
試験会場は全国各地の「テストセンター」から選択できます。
私は「新宿駅前テストセンター」で受験をしました。
試験を受ける場所と日時を選択したら
あとは受検料の支払いをすれば申し込みは完了です。
受検の申し込みをすると受付番号が表示されるのですが
試験には必要ないので控えておかなくても大丈夫です。
申し込みにかかる費用は以下の通りです。
持ち物について
試験当日の持ち物は
・電卓(特殊な機能がないもの)
以上の2点のみで大丈夫です。
試験を受ける時に「A4用紙2枚」と「ボールペン」を支給されるのですが
筆記用具はそれを使うようにと言われます。
試験当日の流れ
①試験会場で受付をする
受付の方に「申し込んだ試験開始の時間」と「名前」を伝え、
予約の確認をしてもらいます。
その後、身分証明書を提示し、渡される書類に氏名などを記入します。
「試験を開始するときに使うID」が記載された用紙を渡されるので
それを受け取り、電卓以外の荷物は全てロッカーに預けます。
②試験を受ける部屋へ案内してもらう
持ち物が準備できたら、試験を受ける部屋へ案内されます。
試験に持ち込むものは「電卓」と渡された「A4用紙2枚」「ボールペン」
「試験を開始するときに使うID」が記載された用紙です。
私が受験した新宿駅前テストセンターの雰囲気は
小さい部屋がたくさんあるフロアで
1部屋ごとにパソコンが10台ほど並べられていました。
また雑音防止用のヘッドホンも用意されていました。
試験会場では他の受験者たちがそれぞれの予約をした時間から試験を開始します。
そのため試験中に人の出入りが何度かありました。電卓を打つ音も常に鳴っています。
(※私は特に気になりませんでした。)
③試験を開始する
案内された席に着いたら、受付で渡されたIDを入力して、
簿記ネット試験のソフトを起動します。
緊張しますが、
画面の「開始」をクリックすると試験がスタートします。
簿記3級ネット試験の試験時間と配点は以下の通りです。
60分
(配点)
第1問:45点(仕分け問題15問)
第2問:20点(補助簿の選択問題など)
第3問:35点(精算表・財務諸表)
試験中は画面の右下に残り時間が常に表示されています。
スタートしてからは、ひたすら問題を解いていきます。
パソコンのキーボードで数字を入力していくのですが、
操作については試験中に困るようなことは特にありませんでした。
メモ用のA4用紙も2枚で充分に足りました。
(もし足りなくなったら追加をしてもらえます。)
画面の下の方に表示されている「試験終了」をクリックするか、
残り時間が0になると、試験は終了になります。
試験を終了すると「結果を印刷しますか?」という表示が出るので
必ず「はい」を選択します。
(選択肢を「はい」だけにしてもらいたいです。)
④試験終了後
試験結果が印刷された用紙を部屋から出た先で受け取ります。
合格している場合は、印刷された用紙にQRコードがついていて
そこからデジタル合格証のダウンロードができます。
ネット試験での合格はペーパー試験での合格と同じ扱いになるので
履歴書などに「日商簿記検定試験3級取得」と記載することができます。
まとめ
簿記3級ネット試験の「申し込み方法」と「試験当日の流れ」について
紹介をさせていただきました。
こちらの記事で簿記ネット試験のイメージを掴んでいただき、
試験当日の緊張を少しでも和らげることに繋がればと思います。
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